七夕
七夕がまだ日本で貴族文化だったころ、貴族たちは技芸の上達を祈り、紙に願い事を書いてお供物と一緒に七夕の日の朝に川へ流していました。
この「紙に大切な願い事を書く文化」がいまの短冊となりました。
また、天に向かって伸びる笹竹に吊るすという行為は、願い事を天に届けるためで七夕文化が広まったのは江戸時代以降と言われています。
江戸時代は寺子屋が増えたため、習字や習い事の上達を願う行事として親しまれ、短冊に願い事を書くことが広がっていったそうです。
七夕飾りに笹を使うのは、笹が天の神様の依りつくところ(依り代)とされているからと言われています。七夕の飾りにも意味があり、吹き流しは織姫の織り糸を表していたり、網飾りは大漁を願ったものだったりそれぞれに意味があります。
私の子供も短冊に一生懸命に願い事を書き込んでいる姿が微笑ましく、飾ってある子供たちの願い事はどれも感性豊かで、純粋な願い事の中にはクスッと笑えるものからほっこり心が和むものまでたくさんありました。
今年も皆さんの大切な願い事がどうか叶いますように☆彡